2008-08-26

日常にひそむ数理曲線

"The hidden mathematical curves of everyday life"

わざわざわざわざ「日常にひそむ数理曲線」を見に、ICCにまたも行ってみた(今月2回目)

土日限定上映。1日2回。30分。

30分濃かった~。
最初にピンボールのボールの落ち方がすべて放物線で説明できる映像には
ハツとしたな。
写真はブランコの描くsin曲線。

高校以来数学から全く離れている身としては、
Sin曲線の特徴とか全く忘れてしまっていて、
どうしてそういう曲線を描くのか原理を忘れてて、
単に映像の面白さを楽しむだけになっていたのが残念だった。

悔しかったのが、
ワークショップで私が全く理解できてなかったアルキメデス曲線。
アルキメデス曲線自体を描くメカニズムはどうやったら作ればいいのかしら
って私なりに2週間考えてたので、
簡単にミニカーで描かれちゃった日にはもう。
泣けますね。
そうですか。そんな簡単ですか。
って感じでした。

ちなみにアルキメデス曲線は世界中のインターチェンジで見ることができます。
(ハンドルを一定のままにしていて、一番楽に描けるカーブだからです)

そんな内容でした。
ちょうど数学の本を読んでいる途中だったので
とてもシンクロしてよかったです。
少ない客席からも「ほぉー」の合唱が。
(あくまで「へぇ」じゃないんだよね。知らなかったことじゃないから)

ナレーションが太田光。びっくり。しっくり。

あと、こんな普通に教育ビデオの単調な映像がこんなにも集中して見れるのは
取組みの面白さももちろんあるけど、
地味だけどドラマチックなBGMのおかげだと思う。
って思ってたら!!やっぱり栗原正巳だった。
すげえなぁ。。。

ICCは2週間前に比べて倍ぐらい混んでました。
一個のアトラクション(?)に行列ですよ!!
TDLとまでは行かないまでも、
キッザニアには期間限定な分勝ってるんじゃないかとw

残すところあと2日4回の上映ですが、
行けるのなら行くべきです。
私は念のため1時間半前につきましたが、
20分前に整理券を獲得すれば30人以下の定員ですが、見れます。
整理券をもらうときに、
最初はわらわらぱらぱら集合していただけだったのに、
一人が直線のような感じで立ってしまったがために
いつのまにか列になってたところに日本人を感じた私w
でもご多分にもれず私も並びましたw
わー!

追記…TOPICS(雅彦氏のHP)で
"それは数理的原理に裏付けられた曲線なのです。思いもよらないその美しさをロトスコープという手法を使って視覚化しています。

中学生・高校生・大学生に対して、自然科学に興味をもってもらおうと佐藤研のみんなとベネッセの方々といっしょにずっとやってきました。理科離れをくいとめるための私のひとつの答えです。是非、ご覧になってください。

30分の映像ですが、面白く集中した時間を体験できると思います。そして、その30分が、学校で習う数学の何年ヶ分を凝縮していることを感じとっていただけたらと思います。

今のところ、まだDVD化とか決まっていませんが、とても面白くしかも教育的ということで、ICCにて特別上映が決まりました。
土日だけの上映予定ですので、日時を確認してから行ってください。"
と、本人が書いていらっしゃるのですが、
この中の「DVD化とか」の「とか」に激しく反応しちゃったよww
「とか」とか言うのねw  

★★★★☆
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日常にひそむ数理曲線
日時 :2008年7月26日から8月31日までの毎土日(8/3を除く)
    午後2時―,午後4時―
上映時間:30分
入場無料
会場:ICCシアター
定員:27名(当日各回上映開始20分前より整理券配布)

2 件のコメント:

  1. 私はサイクロイド曲線が好きです笑

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  2. サイクロイド曲線は栄えあるオープニングを飾っていましたよ!

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