
写真がさわやかだったので、「グッドシチュエーション」を見に、白金にいってみた。
これはいわばドッキリの映像作品です。
コンセプトはスポーツの試合で一人の選手を除く、
同チームメイト、相手チーム、審判、観客全てが、
ルールの半分で試合を行うというものでした。
つまりだまされ選手だけ、時間が半分であることを教えられてないので、
「え、短くね?」という表情をこっそり撮っちゃいましょう。
という感じです。
率直に言うと、
編集を工夫すれば面白くなったんじゃないかって感じです。
単にだまされ役を淡々と追ったシーンが
10分以上続くため(サッカーは45分?)、
全体的に普通の素人の競技姿を延々見てることになります。
途中は全然普通の試合であり、
また画面に今実際何分で、何分てことになってるのかが
表示されないシンプルな映像のため、
受け手である私たち観客は
時間とだまされ役選手の表情を比較して見ることができないから、
ぶっちゃけ半分で終わった瞬間もよく分かりません。
でも他の作品を見てもこの作者は多分映像に加工したり
余計なものを加えたりするの嫌いそうだから、
そういう時計表示とかしてくれないんだろうな。
そうするとこの作品に何の意味があるんだと私は思うのですが。
「この人の時間を盗んじゃってるんですよ!」
って力んで説明されたんですが、
なんか半分で終わったところの表情も
ドッキリの醍醐味の「え?」っていう疑惑の顔でもなかったし、
ふーんて感じで終わった。。。
時間ということがテーマにしても
コンセプトをこだわりぬくことで面白みがなくなるなら
見せ方を変えるしかない気がします。
素人が酷評ですた。
映像ハズれやすいなー。
追記…それにしても一大プロジェクトww
こういういたずら大好き!
★☆☆☆☆
- - - - -
「飯川雄大 グッドシチュエーション」
2008年8月2日(土) ~ 8月23日(土) 日・月・祝休廊 ※終わってます
11時 - 7時
児玉画廊|東京
〒108-0072 東京都港区白金3-1-15
03-5449-1559
0 件のコメント:
コメントを投稿