2008-09-24

アネット・メサジェ:性と俗の使者たち

Anette Messager "The Messengers"
スカイ・アクアリウムと共通券だったので、
ついでに森美術館に行ってみた。

ポスターはこんな感じで「ポップ♡」&「ラブリー♡」な感じだけど、
それを期待して見に行ったら
痛い目に遭うよ!!!!!!!!!!
(痛い目に遭うよばばあ)

現代美術ってだめなんだなぁって改めて思った。

内容は、
動物のはく製にぬいぐるみの頭をかぶせたり、
狂牛病で切り刻まれる牛のこととか人間のことを考えた
インスタレーション。
電気仕掛けでぎっしぎっしと人間の身体の一部を模したぬいぐるみが動きます。

ぐろーー
でした。

身体の一部をクローズアップした写真たちとかもあったのだけど、
それも意味不明だったかも。

もちろん現代美術って作品のメッセージを
ポストモダンにあてはめたりして、
そこにヒントがあると思うんだけど、
ちょっとわがままっていうか、
分かるでしょ!みたいなおごりがあったような気がします。

"Casino"というタイトルの、
ピノキオがサメのおなかの中に入ったシーンを
子宮の中に連想させた作品だけは解説が入っていて
なんか分かった気にもなったのだけど。
それ以外は、お世辞にも気持のよくなる作品ではなかった。

大宮オスカールみたいな共感できる作家もいるし、
現代美術ひとくくりにして考えたくはないけれど、
インスタレーションは特に複雑な解釈を必要とする気がする。
分かりやすさは求めてないけど、
メッセージを伝えようとする心は大事なのではないのかしら。

男女ともにわかんないねーなんていいながら回りました。
これカップルで見ていいのか???
どういうリアクションしていいのかわかんねーぞ。
(計算女子的発言w)

予想外に全部見るのに時間かかるのでご注意。
一緒にやってたMAMプロジェクトの方が見たかった。
そっちは見た方がいいと思うな。


追記…作者のインタビューのビデオ上映があるんだけど、
かなりの美人でびっくりすた。


★☆☆☆☆
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アネット・メサジェ:性と俗の使者たち
2008年8月9日(土)~2008年11月3日(月・祝)
月・水-日 10:00-22:00 火 10:00-17:00
一般1,500円、学生1,000円、子供(4歳以上-中学生)500円

森美術館
〒106-6150 東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー 53階
Tel:03-5777-8600(ハローダイヤル)

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