2008-07-14

ガタカ

ガタカガタカ
アンドリュー・ニコル

ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 2005-09-28
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CSでやってたので「ガタカ」を見てみた。
大分前に途中まで見ていて結末がすごい気になっていた。

あらすじは以下。
未来の世界では遺伝子治療で「適性な」子を産むことが常識になっていた。遺伝子で寿命から持病、性格まで生まれた瞬間に分析することができる。自然妊娠で生まれた「不適合者」の主人公は適性診断でも体力検査でもなく、遺伝子診断でいろんなテストでクリアできない。
宇宙飛行士になりたい主人公は大金を払ってもう体が不自由になった超優秀遺伝子を持つ元水泳選手の血液や尿、髪の毛などすべてを毎日収集して遺伝子偽造を行ってテストに合格する。
無事宇宙へ行けると思ったけど、彼の勤める、宇宙施設ガタカで殺人事件が起こる。警察の調査の中で彼の進退も危ぶまれる。。。


遺伝子差別。
それは絶対的な運命で、就職試験で「あそこは顔採用だよ」なんてものよりどうしようもない事実だよなー。生まれながらにして将来が全部決まってる。

この映画はこれってほんとに将来あり得るかもって思いこませるだけの説得力があって、設定だけで十分面白かった。

SF的な要素の他にサスペンスもロマンスも入ってて、そしてSF~~って感じの美術や衣装もほれ込みます。
超面白い。ほんとによくできた映画だと思う。
そして、ジュード・ロウが渋い演技するんだな!!!彼は常に期待以上だよ。


ネタばれ
ラストのシーン、身体障害者の方が自分も生きていていいんだと言われているようでよかった。運命や遺伝子が決定づけるものを変えられるということを信じられる映画だったと言っているのが印象的だった。

追記
タイトルの「ガタカ」はDNAを形成する4つの塩基Gグアニン,Aアデニン,Cシトシン,Tチミンを組み合わせたものと聞いて鳥肌がたった。
その4つが運命を支配してるんだもんね。。

★★★★★
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映画「ガタカ」(1997)
106分
監督 アンドリュー・二コル
出演 イーサン・ホーク ユマ・サーマン ジュード・ロウ

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