2008-10-30

eating + design :デザインにできること2展

"eating + desing: what design can do 2"
通りがかりにやってたので、行ってみた。

食をテーマに、オランダのデザイナー(写真;超美人!)がプロデュース。
そこそこ面白かった。

衣服などからの情報を排除して晩餐を楽しもう
とするテーブルセットとか
牛乳の味比べとか、
砂糖でできた食器とか。

食にまつわる関係の人は見て面白いんじゃないかしら。

マライエさんの絵がゆるキャラw
すごい日本人ぽい線でしたねw

日本のデザインは
このデザインの色とかポップさをまた輸入していくんでしょう。

でもあまりデザインにできることっていう可能性は薄かったかな。

追記...半月前のことなので記憶が薄れつつあります。

★★★★☆
- - - - -
eating + design :デザインにできること2展
2008年10月24日(金) ~ 11月9日(日)
11:00 ~ 19:00 (最終日は17:00まで)
入場料無料

アクシスギャラリー
東京都港区六本木5-17-1 Tel. 03-3587-2781

2008-10-24

「白」原研哉展

"White" by Hara Ken'ya


ずっといかなきゃと思ってた原研哉展に行ってみた。

感想1

ggg史上、最少じゃね?!ってくらい
少ない展示数でした。
その分「余『白』」の美を感じましたね。スペース的に。

感想2
いやーなんといっても蹲踞TSUKUBAIですね。
一滴の水がつつつーって筒を伝って、
超撥水の布の上をぬーっくるくるって落下しました。

最初はこれは何やねんっておもってましたが、
キャプションを見て納得。
日本の文化にもくわしい原さんです。

感想3
Water展@21_21で展示されてた鹿威しがまた展示されてましたね。
なんともスペースがいるぜ。

感想4
ビデオで原さんの「白」に関する解説がありましたが、
ほんと和辻や西田の哲学の授業を聞いてるみたいでした。
なんですか、完成されてる美学?
そこに没頭はできなかったけど。
その哲学の表れが最先端な素材たちっていうのは面白かったですね。
まかデザインってそんなものだと思う。

それにしても訪れる数日前まで、
原研哉って認知しつつも、
隈研吾の展示だと思ってたよ。
原研哉さんは今回初めてちゃんと知りました。

に、似てるよね??w

追記...次の次の展示がWIEDEN+KENNEDYだ!!!!!!ktkr!!!!


★★★☆☆
- - - - -
第268回企画展「「白」原研哉展
2008年10月7日~10月31日

銀座グラフィックギャラリー
〒104-0061
東京都中央区銀座7-7-2 DNP銀座ビル1F
ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)
TEL:03-3571-5206

2008-10-22

草津温泉

Kusatsu Hot Springs



草津に行ってみた!

ドンピシャ紅葉で、
リッチーな旅行してきました。


「くさつ~~よいと~こ~
 一度はおいで~~ チョイナチョイナ!」
っていうアレも体験してきました。

これで500円取れるんだから、
イメージ戦略ってすげぇよなぁ、、、

まぁ総合してめちゃくちゃ楽しかったです。
観光するという目的はまるっきりすてて
まさにゆっくりするところですな!






ぴったり24時間草津に滞在したのですが、
計6時間温泉に浸かり(足湯含め4つ)、
計6個温泉まんじゅうを食べました。
お土産屋さんの前を通るたびに試食をくれるのです。

旅館が最高でした。
人がよくてねぇ~~;)
またリピートしちゃうかんね!

写真またアップします。
- - - - -
草津
2008年10月22日~23日
曇り 20℃

草津温泉観光協会 湯Love草津

2008-10-20

スパニッシュ・アパートメント

"Euro Pudding"
スパニッシュ・アパートメントスパニッシュ・アパートメント
ロマン・デュリス, セドリック・クラピッシュ

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン 2008-03-19
売り上げランキング : 14660

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ゼミで勧められたので、「スパニッシュアパートメント」を見てみた。

期待してたほど、
文化の衝突とかはなくて、
そこは若者だしねぇとか初戦欧米圏だしねぇとか
色々思った。
結局「群」ではなく「個」の時代なのねぇとか。

結構この映画も男の妄想映画だと思うけど、
これはこれでぬるい感じでいいと思う。

ぬるい映画がみたくなったらどうぞ!

COLDPLAYの曲が最高にいい。
男子の妄想ってこういうBGMなんだね。

追記…オドレイ・トトゥが出てて、なんかアメリ以外ははまってないと改めて思う。
アメリの呪縛。かわいそうだ。

★★★☆☆
- - - - -
「スパニッシュ・アパートメント」
122分
監督 セドリック・クラピッシュ
出演 ロマン・デュリス オドレイ・トトゥ ジュディット・ゴドレーシュ セシル・ド・フランス

2008-10-19

セカンド・ネイチャーとは?

"What's 'the Second Nature'?"



21_21 Design Sight(何度も言うけどトゥーワントゥーワンだよ!)の
メール会員なついでに、講演にも言ってみた。

主催者の吉岡徳仁さんの他に、
プロデューサーの方、AXISの編集者の方、など、
この展覧会を一緒に企画した方々のパネルディスカッション、
二時間ほど。


内容はもうめんどくさくなっちゃって書く気がしない!

Second Natureのもともとの意味は、
生まれた後についた習性みたいな意味ですね。

それでもパネラーの考えているSecond Natureの定義はバラバラのようでした。
吉岡さんの感じでは、
分類することが難しい、カテゴリーの枠にはまらない人たちを集めました
と言っていましたね。

あーそんな感じ。
吉岡徳仁も佐藤雅彦も本とかを探すときにどこにいるんだろーと思う。
そういうのが自分の一番「ツボ」なところなんだろう。

あんまりSecond Natureとは関係ないけどw

でもそういう定義うんぬんを考える、言語化するのがめんどくさそうな徳仁さん。

そうです、この講演会で一番感じたのは

「徳仁(orみたいなひと)と結婚したい!!!!!!!!」ってことでした。

全然アートと関係ないですね。
でも自分の結婚像とか一番はっきりしたのですよ。

なんかぽかぽかーとするような人と結婚したいなぁとすごい思うのです。

徳仁さんは、
賞とかデザインの世界ではそうとう認められた人なのだけど、
本人自体からはぜんぜんそんなオーラを感じないし、
のほーんとかほへーとかにこにこ
っていうあたりの擬音が似合いそうな人なんですけど、
仕事には集中して結果を出してる人なんですよね。

前に見たプロフェッショナル・仕事の流儀でも
集中してる!ってとこはかっこよかったね。

うん、やっぱり好きになる人はガツガツした人じゃないのかもしれない。

人間的にも尊敬できる、
いやむしろ人間的に尊敬できることの方が結婚は大事ですよねー。

大学の美術の先生も似たような雰囲気を持っていて、
彼の授業を取った時もすごい結婚したいと思ったのでした。
こういう雰囲気の人はやっぱりビジネスの世界よりも
芸術とかのプロフェッショナルのとこにいるんですかね?

ブログで一体何を言ってるんだw

キュンですよ!キュン!

あーはずかし。


追記…もちろん既婚ですYO!

★★★★☆
- - - - -
オープニング・スペシャルトーク「セカンド・ネイチャーとは?

10月18日(土)14:00 - 16:00
21_21 DESIGN SIGHT
登壇者:吉岡徳仁、橋場一男(編集者)、上條昌宏(「AXIS」編集者)、岡田栄造(デザインディレクター)、川上典李子(21_21DESIGN SIGHTアソシエイトディレクター)

2008-10-18

セカンド・ネイチャー展

"Second Nature"


吉岡徳仁の講演会があるというので、
21_21 design sight(読み方:トゥーワントゥーワン デザイン サイト)に行ってみた。
ちなみに私はずっと
「にじゅういちにじゅういち」デザインサイトだと思ってました。
カッコつけやがって!

21_21の企画展は当たり外れが激しいので今回も心配だったけど、
今までで一番よかったかもしんまい!
Second Natureとは?っていうのは
講演会の感想に言うとして、
あんまりデザインデザインしてなくて
それぞれインスタレーションとしての美しさ!

メインは徳仁の「ヴィーナス-結晶の椅子-」で、
まんま結晶でできた椅子なんだけど、
ほんと綺麗だった。
綺麗なだけじゃなくてほへーって見とれる不思議さがあって
新しい感覚。

あと椅子の飾ってある展示室は36万本のファイバーが吊されてて、
それの重なりが白くてまさに異空間だった。
他にも森山開次のダンスとかカンパナ・ブラザーズの椅子とか
人間の業というのが見れてこのくくりというのはなかなか見れないな、と。

感想としてはとてもチープなものになってしまったけど、
少数精鋭、
理屈ではなく感じてほしいって言ってた
徳仁のディレクションを見に行って下さい。
このブログには珍しく、
始まったばっかりだしw

★★★★★
- - - - -
第4回企画展 吉岡徳仁ディレクション「Second Nature
2008年10月17日(金)~1月18日(日)
11:00~20:00(入場は19:30まで)
休館火曜日(12月23日、1月6日は開館)、12月27日から1月2日
一般1,000円、大学生800円、中高生500円、小学生以下無料
(15名以上は各料金から200円割引き、いずれも消費税込み)

21_21 Design Sight
東京都港区赤坂9-7-6
03-3475-2121

2008-10-17

大畑伸太郎 さよなら三角

"Sayonara Sankaku" By Shintaro OHATA

先日行けなかった大畑さんの個展を見に、
学芸大前に行ってみた。

大畑さんの絵はいつも温かい。
温かいとかチープな表現なのだけど、
この人の荒いストロークで
なんでこんなにぼんやりした感じに溢れてるんだろうと思ってしまう。

光の反射をうまく捕らえていて、
まるで絵の風景を実際に目撃したような擬似体験した感覚。

いつか見た風景。

今回は立体も2点。
本当に絵がそのまま飛び出した感じ。
それはもうすんごい不思議!




さわやかな朝日とじんわりした夕日の絵が好きだった。





奥の部屋には
真っ暗闇に浮かぶ携帯を持った女の子の立体。
携帯の画面はこちら側からは見えない。
けど女の子を照らす携帯の光は現実の風景に忠実で、
大畑さんこんなこともできるのか!って感嘆でした。

大畑さんのブログを見ていても和む。

応援したくなる制作風景だ。

本の装丁をしていらっしゃることも多い大畑さんだけれど、
生で対面してこそあのマジックにかかれるのではないかと思う。

せめて街中でポスターに使われたら多分足を止めると思うんだけどな。
広告プランナーの方!よろしくお願いします!(笑)


追記…祝うべきかなこのブログ100件目の記事が大畑さん!



★★★★★
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大畑伸太郎個展 さよなら三角
2008年10月2日(木)~10月25日(土)
水~金11-19時、土20時まで(最終日は17時まで)
休廊日:日、月、火

YUKARI CONTEMPORARY ART
152-0004 東京都目黒区鷹番2-5-2 市川ヴィラ1階
03-3712-1383

大畑さんのWebsite:笹サンド

2008-10-16

flyer collection

TABにリンクがあったので、
飛んでみた。

こういう見た目好きなんすよ!!
たーのしーい!!
たーのしーい!!
(ラーメンズのプーチンとマーチンのように連呼しよう!)

こういうの見てると、
中学生の時に
映画のフライヤーを集めて、
カタログを作ってたのを思い出す。

ちゃんとお父さんがKinko'sに出して、
冊子にしてくれた。

どれ表紙にしようか悩んだりして。

映画館行ったら、
ほんとうに端から端までチラシを収集したりして。

そんなマイブームも一瞬で過ぎ去ってしまう。

なつかしいなー。

フライヤーには一瞬の夢が詰まっている!!!!!!!!!!!!!!
と強く主張します。


追記…酔ってます。

★★★☆☆
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flyer collection
ANNAI x locapo

2008-10-15

加藤遼子展

"Ryoko Kato Exhibition"
学校サボりついでに、
日本橋に行ってみた。

先日の長坂さんおススメの加藤遼子さん。
アジア的にも有名になってきてます。
この絵とか有名かも。
GEISAI出身のアーティスト。
続々出てきてますね。




このギャラリー、
ひっそりすぎてほんとに迷った。

実際お部屋も小さくて、
凝縮された作品数。

それでも、
加藤遼子!って感じの世界観でした。
鏡に描かれたこのおだんごちゃん(名前はあるのかしら?)とか
確実にカイカイキキ的なのにカイカイキキをしのいでいる気がします。

あとに書く、大畑伸太郎さんが現実を夢のように描くのなら、
加藤遼子さんは夢から出てきたような絵しか描きません。
現実のかけらがない。

彼女の想像力はどこから来るのでしょう。
とてもポストモダニズム。

初めて見た本人は絵の雰囲気とはあまりにも違った原宿っぽいかわいい方でした。

残念ながらもう終わっちゃいました。
またお目にかかりたい。


★★★★☆
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加藤遼子展
10/3 - 10/25 PM12:00 - PM7:00
日・月休廊
無料

unseal gallery
東京都中央区日本橋兜町16-1 第11大協ビル2F
TEL/FAX:03-5641-6631

加藤遼子さんのWebsite utopia 

2008-10-14

グッド・デザイン・エキシビジョン 2008

"Good Design Exhibition 2008"
時間があったので、
グッドデザイン賞の展覧会に行ってみた。

デザインHUBには前々から行きたいと思ってたんだけど、
結構普通だった。
てか全然HUBじゃなかったわ。

で、展覧会の内容ですが、
そんなに感動するような製品はなかったですね。

左は有楽町の無印でも見れる
折りたためる和室。
こうやって見てもきれいですねー。

あとは1m以内にだけ無線LANが使えるシートがよかったかな。

11月6日に大賞決まるらしいんでそれが楽しみだね。



★★☆☆☆
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グッド・デザイン・エキシビジョン 2008
2008年10月9日(木)〜12月7日(日)11:00〜19:00
無料

東京ミッドタウン・デザインハブ
東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー5階


大きな地図で見る

2008-10-13

行けばよかった日記

デジタルアートフェスティバル東京2008




これ絶対楽しそうじゃーーん。
知らなかったし!

どんだけあるんだっていうくらい展示一杯あるよー。

時間がある人はぜひ。

私は仕方ないのでこれで遊んでおうちですごす。
(勉強しろ)

2008-10-12

終わりは始まり

"An End is A Beginning" By Tomoko Yoneda
私の昔からそして初めてのアート好き友達と、
お互いの好きなイラストレーターの個展をはしごしようとしてギャラリーを訪れたら、
二つとも休館だった、、、、
っていうありえない休日だったので、
近場の原美術館に行ってみた。
(長い)

それにしてもありえない、、、
最初行った方はギャラリーに行きつくまでに散々迷って、
着いたらお休みでした。。。
そこで「まさかっ」って思って調べたら
もう一個の方もお休みでした。。。
どっちか調べろよって話です。
ほんと普段人任せなんだなということを痛感。
そんな昭和生まれです。

「どっか行きたいとこないのかっ思い出せ!」ってことで、
偶然持ってたTABマップの中から
原美術館!ってぴぴぴーんと二人とも思ったので、
ワープ!!

7月から品川駅~原美術館を結ぶ無料バスができたらしく、
魔法のごとくぴったり来たので乗っちゃった。
らくらく。
でもブルンバッ!っていうネーミングはどうなんだ、品川区。
じゃなかった目黒区。
(目黒区なのに品川駅ってどういう意図でそうなったの?)

久々に訪れた原美術館だけど、
やっぱーーーーり好きだ!!
美術館の建築で言うならナンバーワーン!!ベストベスト。
白い昔の豪邸はきらきらしたタイルに囲まれていて、
女の子なら夢見てしまう、
でも病院みたいな要素もある甘くないデザインです。

さて、本題に入るまでに遠回りしてしまった。

米田知子さんという方は全く知らなくて、
原美術館バリューだけで行ってみたんだけど、
最高によかった。
最近写真のよさが分かるようになった来た気がする。

米田さんのテーマは、
「時間」と「記憶」らしくて、
そのとおり、写真と題名の間を結ぶその「場所」の歴史を反芻すると
2度美味しい作品たちだった。

ここで2度美味しいというのは、
写真を素直に見るだけでも美しいし、
題名の意図する歴史的な意味を考えると、
脳の違うルートを辿って、
先ほどの感覚と一緒になり、
また違った印象が体に「じんわり・ぎゅー・ぐぐぐ」って
押し込められる気がするという感じです。

もう一つ彼女の作品を形容してもいいでしょうか。
彼女の写真群を見ていて
「View」という単語を余すところなく表現している気がした。

本人が時間と歴史って言ってんのにわざわざ余計なこと言うようだけど。

Viewというのは、
景色、という意味もあるし、観点という意味もあって、
…。
真面目にviewを調べてみた。

【view】(exceed英和辞書より)
見ること; 視力; 視界; 見えるもの, 眺め, 光景; 風景画[写真]; 概要; 観察, 調査; 見方; 考察; 考え, 意見 ((on)); 印象; 意図, 目的; 見込, 期待

「見ること」~「見えるもの」は、物理的現象。
米田さんの見るという動作、オーディエンスの見るという動作。
「眺め」~「風景」は、
まさに米田さんの被写体そのもの。広角のショット。
ここまでは普通の写真でもあり得るけど、
「概要」~「見方」あたりからは、
米田さんのためにあるような意味です。

彼女の作品はどんなかと言うと、
WWⅡ中のゾルゲなどのスパイが密談をした場所に行って
その景色を写したり、
上の写真はなんということなしに、見ていたけど、
溥儀やトルストイなど、歴史的人物本人の円眼鏡から見た風景を撮ったり、
ベイルートのスナイパーの視点から撮った写真だったりするのです。

つまり、
そのタイトルを見ても、
歴史的事実が分からないと、
2度美味しいの2度の部分が分からなくて
ちょっと悲しくなってしまう。
そんな作品たちです。

だから、
Viewの最後の方の意味である、
「考察」~「意見」というのは、
歴史的事実を踏まえて、
また私達がその歴史を振り返り、考え、消化し、
また自分の意見として肥やされるということを非常に強く感じるのです。

そして最後になりましたが、
「印象」~「期待」といった意味には、
そんな歴史を経た風景やその瞬間の景色にPositiveな未来があるように
という意図があるのではないでしょうか。

総じてみると、
彼女自身はタイトルでしか
彼女のアイデンティティを示していないにも関わらず、
彼女自身の「View」を大変強く感じた。

歴史シリーズ以外もたくさん展示されていて、
それはそれで色鮮やかでパワーにあふれる作品。

シリーズによって全く違った撮り方で、
本当に多彩(多才)な方だなぁと思った。

原美術館はなかなか行こうと思わないと行けないので、
今回のハプニングがあってよかった。
運命だ!

ぜひ見に行って。
なんならカフェでごはんをお召し上がりになって。
ここも本当におススメです。
それかちっちゃな屋上からお庭を
ぼーっと見てるだけでも価値があるぜ。

追記…原美術館にいた双子の幼児(ハーフ)が最高にかわいかった。
なんだろ。とろけてしまうよ。
それにしてもレビューが長いよ。


★★★★★
- - - - -
米田知子展-終わりは始まり
2008 年9 月12 日(金)-11 月30 日(日)
11:00- 17:00(水曜日は20:00まで開館/入館は閉館時刻の30分前まで)
入館料: 一般1,000 円、大高生700 円、小中生500 円/原美術館メンバーは無料、学期中の土曜日は小中高生の入館無料/20 名以上の団体は1 人100 円引

原美術館
東京都品川区北品川4-7-25
JR「品川駅」高輪口より徒歩15分/タクシー5分/都営バス「反96」系統「御殿山」停留所下車、徒歩3分


大きな地図で見る

2008-10-11

吉田克朗 Print Work 1969-1979

"Katsuro Yoshida Print Work 1969-1979"
ミッドタウンの3階をうろついてたら
一角で写真展をやってたので覗いてみた。

写真っていうか版画の一種?
とてもグラフィカルだったんだけど。

人物の所だけ粒子を大きくしたり、
かなり60年代ポップな印象。

よく説明がなかったので分んなかったけど
広告として使われてたら目を引かれてたと思う。

ちなみにこの人結構昔の人。
現れた当時は革命だったのではないかと!

追記…かなり狭いスペースに富士フィルムの係いすぎ!
プレッシャーです!

★★★☆☆
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吉田克朗 Print Work 1969-1979
9月20日(土)~2009年2月1日(日)
休館日:11月25日(火)~11月28日(金) 1月1日
無料

Fuji Xerox Art Space
東京都港区赤坂9-7-1 3F
03-6271-5260(展示場直通)

2008-10-10

パコと魔法の絵本

"Paco and the Magical Book"
どうしても見たかったので、人を誘って六本木に行ってみた。

最高によかったーー♡

導入部分は、
効果音と画面効果の嵐で、
これは入り込めないかもしれない、、、と危惧していたのですが、
結構すぐに虜になってました♡

何よりも
パコがかわいい!!!!!!!!
アヤカ・ウィルソンはほほえみの天才だ。

この映画の成功の7割はパコの笑顔です。

それだけのためにもう一回映画館に行ってもいいぜ。

ストーリーがぶっとびなところも
パコの「大貫~」っていう声としぐさで きゅうーんっとなってしまう。

衣装もカラフルで見てて楽しい。

これだけ書くと女子向け映画のようですが、
ちょっとおまちなさい!!
小ネタの笑いもたくさんよ。
それこそ映画館のイスに身体ねじ込んだ位です。
阿部サダヲばんざいだ。

最後はちょっぴり泣けます。
私は泣きませんでしたけど。

映画館では男泣きもほろろと見受けました。

パコだけじゃなくて、一人一人の登場人物のサイドストーリーも
盛り込んでて
それで100分とは驚いたもんだ。

見ましょう。

追記…公式HP出演者のみなさんのコメントからアヤカ・ウィルソンのコメント。
いつも「ダメ! ダメ! ダメ!」と、スタッフや役者さん達をどなっていたので中島監督のことを「クソじじぃ!だなぁ~」と思ったりもしましたが、出来上がった映画をみたらとってもすばらしくて クソじじぃ!だなんて思ってごめんなさいという気持ちになりました。

クソじじぃ!!

ますますこの子が好きになったのであーる♡

★★★★★
- - - - -
パコと魔法の絵本
105分
監督 中島哲矢
出演 アヤカ・ウィルソン 役所広司 加瀬亮 土屋アンナ 妻夫木聡

2008-10-09

ゼラチンシルバーセッション08展 Save The Film

"SAVE THE FILM" バイト先の隣だったので、AXISギャラリーに行ってみた。

フィルム文化を守るのがこの展のテーマで、
デジタル一辺倒になった今、
フィルムのすごさを見せつけてやるといった主旨です。

ふらりと訪れた割にはすごい濃い内容だった。
写真の技術とか特に詳しくないですけど、
ひとつひとつの写真そのものが美しいので
十分楽しめました。

中でも自分の心臓をぶち抜かれたのが、
原爆の被爆者の写真で、
真向から映してるわけではなくて、
顔の上にトルストイの本を乗せて昼寝をしているのです。

しかし肩から伸びる手はあきらかに被爆していて、
そんな被害者の彼(彼女かも)が平和を訴える本を読んでいて
いわゆる静止ビジュアルが物語るメッセージで、
この写真だけでこの展覧会に来た意味があったと思いました。

もっとお勧めしたいと思ってたら、
もう終わっちゃった…。

いつも展覧期間、短すぎるんだよ、AXISギャラリー!

★★★★★
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SAVE THE FILM
10月02日(木)- 16日(木)
11:00 - 19:00
入場料300円

アクシスギャラリー
〒106-0032
東京都港区六本木5-17-1
TEL.03-5575-8655

参加写真家
石塚元太良 笠井爾示 久家靖秀 小林紀晴 小林伸一郎 菅原一剛
鋤田正義 瀬尾浩司 瀧本幹也 辻 佐織 泊 昭雄 中野正貴 蜷川実花
M.HASUI ハービー・山口 平間 至 広川泰士 広川智基 藤井 保 藤塚光政
本城直季 宮原夢画 三好耕三 森本美絵 山本哲也 若木信吾(五十音順)

参加ゲスト
浅野忠信 忌野清志郎 UA 大竹伸朗 坂本龍一 佐治晴夫 椎名林檎
竹中直人 幅 允孝 HYSTERIC GLAMOUR×WATARU 深津絵里 森本千絵
箭内道彦 吉田克幸 吉永小百合(五十音順)

2008-10-08

ジョン・エヴァレット・ミレイ展

"John Everett Millais - Giant of the Victorian Age"
友達がタダの券を手に入れてくれたので、Bunkamuraに行ってみた。

事前知識ゼロのミレイ展。
すっごいよかった!!!!!!!!!!!

とりあえず入口すぐにある、10歳の時の秀作がうますぎて!
そっからどぎも抜かれた。

水の水面が油彩でこんなきれいに描かれるとはって感じで。
オフィーリアも美しかったけど、
全体的に女の人のほっぺを描かせると
右に出るものがいないんじゃないかっていうくらい。
救出の色のコントラストもよかったなー。

でも全部がすんごい精密な絵じゃなくて、
どっか抜けてるどっか雑なとこもよかったかも。
あと登場人物をどう印象付けるかもすごい考えられてて、
立体的に(まぁ輪郭に影をつけるとかそういうことだけど)
描かれてた。

結構展示数はあったかなー。

長身の彼の写真はなかなか素敵なお父さんって感じでした。
それにしても娘と奥さんきれいすぎ!
モデルとして最高な家族に囲まれてよかったね。
幸せな気分になれる絵が多かったな。

追記…平日水曜午前中なのにおばさま方で激混でした!
夜の方が空いてるみたいです。


★★★★★
- - - - -
ジョン・エバレット・ミレイ展
2008年8月30日(土)-10月26日(日) 開催期間中無休
10:00-19:00(入館は18:30まで)
毎週金・土曜日21:00まで(入館は20:30まで)
一般 1400円、大学高校生 1000円、中学小学生 700円

Bunkamuraザ・ミュージアム  
〒150-8507 東京都渋谷区道玄坂2-24-1
03-3477-9413

2008-10-04

サウンド・ビジュアルグラフィックス

"Sound Vidual Graphics"
サウンド・ビジュアルグラフィックスサウンド・ビジュアルグラフィックス
ヴィクション・ワークショップ

グラフィック社 2008-09
売り上げランキング : 418460

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by G-Tools
青山ブックセンターに行くと、いつも目につくので買ってみた。

ジャケ買い。
どうもこのショッキングな組み合わせ、
いわゆるTABカラーがどうにも好きみたい。

中身はなんてことない。
LISMOとかCDとかのアートワークがいっぱい詰まっています。

しかし、梅田望夫さんと平野啓一郎さんの「ウェブ人間論」を読んでいて、
ipodとかのデジタル化で、
サウンドがパッケージングされる必要性もなくなってきて、
こういう本が出るのももう最後の時代かもしれないと思った。

ソニーミュージック ワールドワイドの人が授業で言っていたのだが、
コンテンツとしての音楽ビジネスは、
もう完全に難しくなっている。

サウンドと音楽の融合というのはこれからも広がるのかもしれないけど
ビジネスとして音楽をプロモーションするビジュアルは
需要も減るだろう。

というわけで、買うほどの本ではなかった。


★★☆☆☆
- - - - -
「サウンド・ビジュアルグラフィックス」

2008-10-03

のだめオーケストラコンサート~アニメ版・巴里編~

"Nodame Orchestra Concert"

前日の夜、急にチケットをもらえることになったので、
NHKホールに行ってみた。

曲目
ベートーヴェン「交響曲弟7番」第1楽章、
ガーシュウィン「ラプソディ・イン・ブルー」ピアニカ・ヴァージョン、
ラフマニノフ「ピアノ協奏曲第2番」第1楽章、
ロッシーニ 歌劇「ウィリアム・テル」序曲、
デュカス 交響詩「魔法使いの弟子」、
ラヴェル「ボレロ」 

順番は違うと思うけど、こういう感じ。
最初のほうはあんまり調子がよくなくて、
ウィリアム・テル~ボレロあたりで
やっと生で聞いてよかったと思えた。

途中、ゴスペラーズとか
ルイ53世とひぐち君、もとい髭男爵が出てきたんだけど、
双方ともにいらなかった。。

許せなかったのが、
軽部アナ(フジテレビ主催だから)で、
のだめのことをまったく知らないのに
アナウンサー的なトークだけで
新人アナを引っ張っていると思ってるところがムカついた。
漫画を読めとは思わないけど、
多少予習してきてほしい。

場慣れって怖いね!

1曲ごとにアニメのシーンが大型ビジョンに流れるのだけど、
一緒に行った人はのだめのことを何も知らなかったがために、
速い展開についていけてませんでしたw

追記...たくさんの子供たちが会場にはいっぱい。
夜遅くまで続いたもんだから、
高いチケット代を払ったのにご就寝遊ばせていらっしゃいました。
イベンターか親かどっちかおかしいんじゃないかね。

★★★☆☆
- - - - -
のだめオーケストラコンサート~アニメ版・巴里編~
2008年10月3日19時
NHKホール
指揮 梅田俊明

2008-10-02

リトル・ミス・サンシャイン

"Little Miss Sunshine"
リトル・ミス・サンシャインリトル・ミス・サンシャイン
アビゲイル・ブレスリン, グレッグ・キニア, ポール・ダノ, アラン・アーキン, ジョナサン・デイトン;ヴァレリー・ファリス

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン 2008-11-07
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友達の家に行って、なんか映画見ようってことになって、
TSUTAYAに行ってみた。

ってかこの話大分前の話だから簡略に!!

この映画はいいですよ。
ロードムービーと狂った家族ものっていうのはいいですね。
かなり私の好きなカテゴリーですよ。
私の好きなカテゴリーで他に挙げるとすれば
「キス★キス★バン★バン」とか「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」
とかですね。

総じてFUNNYでHEARTFULってやつですよ。

みんなこの映画の中の兄貴を褒めますが、
あたしも好きですよ。
いいキャラしてるぜ。


★★★★★
- - - - -
「リトル・ミス・サンシャイン」
101分
監督 ジョナサン・デイトン、ヴァレリー・ファリス
出演 アビゲイル・ブレスリン、グレッグ・キニア、トニ・コレット

2008-10-01

君も行ってみないか 10月号

実はもう半分が過ぎている10月。

控え目にいきます。

横浜トリエンナーレ 2008
YOKOHAMA 2008: International Triennale of Contemporary Art
2008年9月13日 土曜日 から 11月30日 日曜日 (計79日間・会期中無休)
午前10時-午後6時(入場は午後5時まで、三溪園のみ午後4時半まで)
新港ピア、日本郵船海岸通倉庫(BankART Studio NYK)、赤レンガ倉庫1号館ほか※もうコメントなしですよ!!
10万人来場者突破ですよ!!
横浜は踏み入れたことがなさすぎですよ!!怖い!!



大畑伸太郎 「さよなら三角」
YUKARI ART CONTEMPORARY
2008年10月02日 ~ 2008年10月25日
〒152-0004 東京都目黒区鷹番2-5-2 市川ヴィラ1階
03-3712-1383※日曜行ったら、おやすみだったのよーう!
日月火お休みってあなた休みすぎじゃないのーう?!
光の魔術師大畑さんよーう!!
かれこれ七年くらい追いかけてるわよーう!!
めげずに追いかけるわー!!


今月は結構お勉強しなければいけないらしく、
あまり期待できない。
うずうず。