12th Japan Media Arts Festival
昨年見逃した、文化庁メディア芸術祭に行ってみた。
面白いのと面白くないのとのムラがすごかった。
アート部門の大賞作品「Oops!」はすげーなって感じでした。
ビデオカメラの前に立つと、
画面上の自分の姿とアニメーションが連動する。
自分の動きに反応してアニメも画面上の効果も変化する。
あれ、ここまで書くと「君の身体を変換してみよ」に似てる気もしてきましたが汗
身体運動とヴァーチャルの連動は最近のテーマかもしれませんね。
Oopsは単純に面白いし、
ちっちゃい子がやってもおじいちゃんがやっても、
画面がとってもアーティスティックになるところが素晴らしかったですね。
そして言及した「君の身体を変換してみよ」、
エンターテイメント部門の優秀作品に選ばれてたw
行くまで知らなくってびっくりした。
エンターテイメント部門の大賞は、TENORI-ON。
ICCさまさまって感じですね。
Wii-Fitも選ばれてて、
会場でみんなが行列をなして試している姿はなんか異世界。
そこだけ大衆っぽかった。
漫画部門は漫画が展示されていて、
優秀賞も過去の入賞作品も全巻そろっているので半ば漫喫w
おかげさまで混みこみで疲れた足も癒せましたw
さて、私がよかったのは
話題の「つみきの家」全編を見れたこと。
たしかアカデミー発表の前々日だったと思うけど、
それでも十分有名でひとだかりが。
ストーリーはみんなが絶賛するほどそんなによかったとは思ってないけれど
絵や音が気に入った。
おじいさんの表情の描き方とか朽ちた色とか。
いいですね。いかにもジブリがすきそうな感じ。
会場の音響がうまく配置されてないせいで
うるさいのが非常に残念だった。
Wii-Fitうるさい!w
そのほかにも大賞が分かりづらい、
実験作品とかがよくわからないなど、
展示方法に不満の残る展示でした。
作品に関しては目から鱗の展示は少なかったけれども、
最近のメディア・アートの流行が分かる展示会でした。
★★★☆☆
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「第12回文化庁メディア芸術祭」
文化庁メディア芸術祭実行委員会
2009/2/4~2/15
10:00~18:00
入場料無料
国立新美術館
東京都港区六本木7-22-2
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