先週の日曜、メアリー・ブレア展に行ってみた。
またもやMOT。
本当にここの企画はセンスがよい。
メアリー・ブレアはディズニーのアニメ製作の原作を作ったと言える陰の立役者だそう。
ディズニーにおいてはこれをコンセプチュアル・アートと言うらしい。
たとえば、ピーター・パンの緑色のあの衣装とか、
アリスの逆さになってるシーンとかパンジーの怒る顔とか
シンデレラのガラスの靴にまとうキラキラとか
全部このメアリーさんが、頭に浮かぶイメージを絵にして、
そこからアニメーターたちが動かしていく。
絵を見ると細かいところは違うものの、
かなりこのメアリーの影響が大きいことがわかる。
色とかたまに構図もメアリーの原案そのままなのだ。
ディズニーのそういうベースの部分にきちんとお金をかけて、
重要だと考えているところがすごいと思う。
(しかも初期から!)
で、プロはやっぱ違うな~~~~~~ と思ったのは、
「小さな世界」の建物デザインもしてたんだけど、
同じにしか見えないデザインを何枚も書いてて
(微妙に色の組み合わせが違う)
そのどれもが魅力的だった。
プロって、これかなーっていうのが見つかってもそれに甘んじず、
何回も何回も検証してみるんだなーっていうのが
かなり自分の反省ポイントでした。
追記...
かなり女性のお客様で混雑してましたよ。
なんとグッズ売り場はSale並の混雑っぷりで、
レジにはディズニーランドかと思うほどの行列が、、、
★★★★☆
- - - - -
メアリー・ブレア展
2009/7/15 - 2009/10/5 (会期延長してた!)
東京都現代美術館
一般1100円
0 件のコメント:
コメントを投稿