2009-10-18

ブルーマン

BLUE MAN GROUP IN TOKYO

かねてから見たいと思っていた、ブルーマンショーへ行ってみた。

7500円の価値大いにあり。
文脈的な面白さではなく構造的な面白さに満たされた。

日本人の文化もきちんと理解した上でのエンターテイメント構成最高。

チャプターごとにテーマが決まっていて、
不思議を感じる人間のセンサーを色々試してるのが
こちらとしても心地よい。

多くは語らず。
本当に価値ある100分だった。

終わった瞬間会場中が「すごい!!」「今もう一回見たい!!」
と叫ぶのもうなずける。
予想以上に早い千秋楽。
しかも学生は割引きくらしい。
そんなに切羽詰まってるんだ。。。w

あと42回しか公演残ってないけど、
意外とチケットは残ってる。
音楽もよかった。

あと結構小屋が小さいのでポンチョ席じゃなくてもよいと思う。

★★★★★
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ブルーマン・グループ
~2009/11/29

六本木ブルーマン特設テント

2009-10-06

アイ・ウェイウェイ展「何に因って?」

AI WEI WEI "According To What?"

久々に森美術館に行ってみた!

アイウェイウェイをなんでだか見ようってことになって、
あの悪評高き(自分内)森美術館に再び降り立ったのであーる。

アイ・ウェイウェイは、
中国オリンピックの通称「鳥の巣」スタジアムのデザインをした方で、
名前から勝手に女性を連想した方でもある。
実際はひげもじゃ、古田新太似のおっさんなので注意
(何のためだ)

展覧会の内容は主にインスタレーション。
それも中国の伝統とそれを破壊することを強いメッセージとした、
かなり社会的な作品ばっかりだった。

木を使ったデカイオブジェが多くて、ほとんどが職人へ外注だそう。
アイデアを具現化できれば、表現としては完結しているとのことで。

釘を使わない六角形のオブジェ。
中国の国土の形をくりぬいた大木とか。
言われなきゃ気づかないけど、言われりゃ
そういう中国への中国人の思いがわかってなかなか面白い。

写真の自転車の組み合わせオブジェと中国の歴史を表した木の柱がよかったな。

とはいえ、1500円にしては作品数が少なすぎるでよ、森よ・・・。
(もうちょっと鳥の巣に関してのビデオなり、プロセスが見たかった)
元を取ろうと思ったら、超長いビデオを見る必要有り。

この人自身は、着々と伝統を尊敬しながらいいように破壊できるような
おとなしい人の気がした。

追記...
写真フリーです。珍しい。

★★★☆☆
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アイ・ウェイウェイ展「何に因って?」
2009/7/25-11/8
森美術館

大人1500円

10:00-22:00(火曜のみ17:00まで。但し、9/22(火)、11/3(火)は22:00まで)
※入館は閉館時間の30分前まで
※会期中無休